作品内容
【あらすじ】
小さな田舎町に住む、平凡な学生の主人公。
普段は誰とも接することのない『御白様(おしろさま)』に
出会ったことから、主人公の状況が一変してしまいます。
冗談とばかり思っていた「神様を交代する」という約束が、
主人公を不幸のどん底へと落とすことに・・・・。
願いを叶えられるようになってしまった主人公の痛みと悲しみ。
自分の願いを叶えることは許されないまま、それでも彼女を
愛し続けることはできるのか…。
【登場人物】
<及川保(おいかわたもつ)>
本作の主人公。穏やかで、争いごとを好まない性格です。
色々なことを理性的に考えて、他人のことを気遣ってあげるようにして
います。
母親を亡くしてから、父親と妹と一緒に田舎町へと引っ越してきました。
(父親はそこで医者として診療所をやっています)
以来、忙しい父親の代わりに妹の世話をしてきました。
その環境のせいか、辛いことや悲しいことがあってもそれを受け入れて、
我慢して泣き言を言ったことがありません。
同じような境遇で(この田舎町ではじめての友達である)駒形里美のこと
を密かに想っています。
御白様(おしろさま)と出会ったことがきっかけで『他人の願いをかなえる』
力をもつことになります。
ところが、そのせいで結果的に不幸のどん底へと落ちていくことに・・・・。
<駒形里美(こまがたさとみ)>
主人公の幼馴染であり、同級生の女の子です。
とても明るく快活な彼女ですが、同時に思慮深さも持っています。
早くに父親を亡くして母親と二人だけで生きてきたので、苦労というものを
知っているしっかり者です。
何かと主人公のことを気にかけています。
母親は『駒』という小料理屋をやっていて、彼女も手伝いをしています。
学校では、水泳部に所属しています。
その容貌と性格から、多くの男子生徒の憧れの的となっています。
<及川梨奈(おいかわりな)>
主人公の妹で、負けん気の強い性格です。
ずっと一緒にいて世話をしてもらっていたためか、恋愛感情に近いほどの
気持ちで、兄のことを慕っています。少々焼もちやきです。
子供の頃、兄をいじめていた大宮弘道のことを、みんなの前で引っ叩いた
ことがあります。彼のことは、今でも露骨に嫌っています。
いまでは家事手伝いは、主に彼女がおこなっています。
世話好きで、兄の世話は全部自分がしたいと思っていますが…。
大人の女性である倉田加奈子に少しばかりコンプレックスをもっています。
<倉田加奈子(くらたかなこ)>
主人公の家の診療所に勤める、唯一の看護婦さんです。
いつも他人を気にかけている優しいお姉さんで、包容力のある女性です。
近所での評判も高く、彼女目当てで通院する親父たちもいます。
看護婦としての能力も高く、色々な意味で診療所になくてはならない人です。
主人公たちの姉がわりとなって、よく世話をしたりしてくれています。
しばしば夕食も共にし、家族の一員のようになっています。
彼女自身は、近くのアパートで一人暮らしをしています。
<及川大助(おいかわだいすけ)>
田舎町で診療所を営んでいる医者です。
妻を亡くしてから、息子と娘を連れて、この土地に引っ越してきました。
以来、ずっと独身のまま主人公たちを男手一人で育ててきました。
地味でさえない感じの父親ですが、真面目だと評判で、土地の人からは
「先生」と呼ばれて親しまれています。
生活面では少々だらしなく、いつも白衣姿でいて、外出するときもそのまま
だったりします。
唯一の趣味は晩酌で、よく『駒』へ飲みにいきます。
太ってはいませんが、ビールのせいかお腹だけは少し出ています。
<大宮弘道(おおみやひろみち)>
主人公の同級生で悪友、軽い性格のお調子者です。
いつも女の子の目を気にしていて格好をつけ、自分でも軟派な男であることを
明言しています。
子供の頃に主人公をいじめていたりもしましたが、彼の妹に引っ叩かれてから
そうしたこともなくなりました。
同時に、その及川梨奈にベタ惚れ状態になってしまいます。
しかし彼女には徹底的に嫌われていて、いつもアタックしてはすげなくされて
落ち込んでいます。
実家は床屋をやっているのですが、それをダサイと思っていて、後を継がずに
家を出ようと思っています。
作品情報/動作環境
- ファイル容量
- 667.17MB
- CPU
- PentiumII 400MHz 以上
- メモリ
- 64MB / 128MB以上
- 必要解像度
- 800*600 ハイカラー
- その他
- DirectSoundに対応したPCM(WAVE)音源
- ソフ倫受理番号
- このタイトルはソフ倫審査済みです (受理番号0000913D)