作品内容
俺は水野英之……ついこの間までサラリーマンをやっていたのだが、
今はとある喫茶店の駆け出しマスターをやっている。
そもそもこの喫茶店「アリエル」は親父が経営及びマスターをやっていた店なのだが、
寄る年波には敵わず先日倒れてしまったのだ。
病気自体はたいしたことはなく、しばらく療養していれば治るとの事だが……
ウチはオフクロがいないので、店自体が経営の危機に陥ってしまったのだ。
そこで……俺は会社を辞める決心を付け、親父の愛したこの喫茶店を継ぐことにした
……のだが……いかんせん、今まで接客業などやったことが無く、慣れない仕事に毎日クタクタなのが現状だ。
以前、この店でウエイトレスをやっていた人妻のココアさんが手伝いに来てはくれるものの、
正直店の中のことをやるので精一杯で、住まいの方は荒れ放題……
そんなある日、以前勤めていた会社の同僚だった、
OLの美月(みつき)ちゃんが、仕事帰りに店に遊びに来てくれた。
彼女は以前の会社では結構仲が良かったので、正直久し振りに出会えてちょっと嬉しい。
会社のグチをこぼしながら、俺の新米マスターぶりを興味津々で見やっていた彼女だったが、
ちょっと寂しそうな顔をしている。
しかし、そんな神妙な雰囲気もつかの間、
買い出しに行っていたココアさんが帰ってきて雰囲気は一変した。
ココアさんは人妻と言っても、まだまだ瑞々しい女らしさと、漂う色香を持ち合わせた美人だ。
俺との付き合いは10年を超え、まるで姉のような母のようなヒトなのだが……
おまけに、幼馴染で近所の剣道場の娘である成美までやって来たから穏やかでない。
「……意外とモテるんだ」と、ジト目の美月ちゃん。
なんとその場で、爆弾発言!
今勤めてる会社を休職して、この店でバイトすると言い出したのだ。
「だって、水野くんのこと、ずっと狙ってたんだもん♪」堂々の宣言にあっけにとられる俺たち。
だが、そんな押掛けアルバイトは、彼女だけではなかったのだ。
そう、これは有る意味天国とも女難ともいえる、俺のマスターとしての再出発だった。
作品情報/動作環境
- ファイル容量
- 509.6MB
- CPU
- PentiumII 300MHz以上 / PentiumIII 500MHz以上
- メモリ
- 128MB 以上
- 必要解像度
- 800*600 ハイカラー
- DirectX
- DirectX7.0以上
- ソフ倫受理番号
- このタイトルはソフ倫審査済みです (受理番号0003874D)