戦国if

◆ストーリー
戦国時代。各地に勢力が割拠し、時代は戦と野望の支配する形となっていた。
天下に覇を唱えるもの、力及ばず没落するもの、他の大名家の風下に立つもの……。

そんな世にある大名家の嫡男として東条景勝は誕生する。偉大なる父親景綱の元、
知勇兼備の大器と呼ばれ育つも、元服の式の際、国を揺るがす騒動に巻き込まれることとなる。

式の祝賀で盛り上がる中、実父である景綱が突然他界。

元服を迎えると同時に家督も継ぐことになる景勝。
しばらくは叔父の東条俊為が後見人となり取り仕切ることになるが、悪政の為国は乱れ荒れてゆく。

数え年で十八歳をむかえ、妻を娶ったのを境にある決断をするのだった。

◆登場キャラクター
愛乃（よしの）
叔父俊為が派閥形成の為に自分の嫡男である俊成と結婚させようとした渡瀬隆祐の長女。
武蔵で開始したときの正妻。
人見知りは激しいほうだが、心許した相手には甘えてくるし、物事をキチッと言うようになる。
ひとつのことに熱中しやすいので本などを読み出すと周囲に気づかない。
意外と嫉妬深いところもある。

郁
高嶺景勝に従属している安達家の長女。開始国が上野、下野の二カ国の場合の妻。
きらびやかな色彩や京文化を好み、言いたいことはキッパリ言う。
すこしキツめな印象を受ける顔つきのせいで誤解されやすいが、心根の優しい穏やかな女性。

奈結
敦岡家に従属している安房の清里成澄の長女。咲都とは姉妹で、こちらが姉。
主張は少ないのでおとなしい印象を与えてしまう。
ストレスを内にため込むタイプなので、適度に発散しないと大変な事に……。
以外にも、ここぞというときに弱い極度のあがり症。

咲都
清里家の次女。奈結とは姉妹。
口には出さずに態度だけ示すことが多く、基本的に人の言うがままである。
この性格ゆえ、姉である奈結は常に心配している。

夏葵
望月家の三女。長女（琴）、次女（瑚蘭）はすでに嫁いでいる。
姫ばかりで嫡男となりえる男児が生まれなかった為、望月家を支えようと男装している。
相模を選択したときの正妻となる。

真汐
彦根家の五女であるが養子。実父は前原尚生。健気な可愛さがあり、
なついてしまう動物のような性格。
まだあどけなさのほうが勝り、躰のほうも成熟しきってはいない。
常陸を選択した場合の正妻となる。