作品内容
◆ストーリー
物語は闇の中から始まる 〜導入部〜
不意に目が開いた。
何か、嫌な夢を見ていたような−そんな気がする。
夜なのか…?
それとも、まだ目がぼやけているせいか…
意識は徐々にはっきりしてくる。
辺りは本当にただ真っ暗な空間だった。
体を起こすと、腕に激しい痛みを感じた。
何故、自分はこんな怪我を…?
冷たい床の上に、一人寝かされている。
周りはジメジメと湿った壁に囲まれていた。
何も思い出すことができない。
何故、自分はこんな場所にいる…?
ふと、物音がする。
少し離れた場所から薄明かり−誰かが近くにいるのだ。
明かりが近づく。
女の子の姿が浮かび上がった。
ゆるやかに揺れるショートのブロンド。
暗闇に溶け込むような褐色の肌。
そして、深い色合いを持つブルーの瞳。
いったい、この状況は…
彼女にも詳しいことは分からなかった。
ただ、強い地震に襲われたため、地下の閉じこめられたという事だけが分かった。
腕の傷は、彼女が応急処置をしてくれていた。
それは、銃で撃たれたような傷だった。
自分が何者であるのか?
何故、こんな場所に倒れていたのか?
腕の傷は、何者につけられたものなのか?
地上では、いったい何がおきたのか?
◆登場キャラクター
●凜(リン)
主人公の婚約者で、良き理解者。
大学在学中の学生。主人公の後輩。
●弥生(ヤヨイ)
ストーリー中、唯一の平凡な一般市民。
大学1年生。学生生活にも、日常生活にも、あまり前向きになれない。
ストーリー中、精神も肉体も疲れ果てている中、自分の生き方を模索し続ける。
●クラウベン
ほとんどが謎の少女。
即断即決の実行力があり、運動能力に優れている。
健康的な褐色の肌をし、ショートのブロンドがサラサラな感じ。
自己主張はほとんどせず、感情の起伏も乏しい。
●夏月(ナツキ)
大人の雰囲気があり、落ち着いている。
職業は海軍に所属しているICCの弁護士(階級は大尉)。
主な仕事は戦場に立つことことではなく、法廷に立つこと。
庄司とは元恋人同士。
●雛乃(ヒナノ)
暗く沈みがちな主人公一行の中にあって、唯一元気ハツラツな女の子。
職業はパン屋さんで、自分のことを「ヒナ」と言う辺りに幼さを感じる。
が、年齢はなんと凜や弥生と同じらしく、一同を驚愕させた恐るべき人物。
マスコットキャラクター的な存在と思われがちだが、実は主人公との過去に重大な秘密があるらしい
●庄司(ショウジ)
地質学者。彼との接触により、主人公の人物像がようやく明かされることになる。
作品情報/動作環境
- ファイル容量
- 822.42MB
- CPU
- PentiumII 300MHz 以上
- メモリ
- 256MB 以上
- 必要解像度
- 640*480 ハイカラー
- DirectX
- DirectX3以上
- ソフ倫受理番号
- このタイトルはソフ倫審査済みです (受理番号0002250D)