新世紀いじってプリンセスNEXT4 ～スーパーメイドマリー推参～

“ビタミン”の代表作『新世紀いじってプリンセスNEXT』シリーズもいよいよ最終章!
今回は完全無欠のポジティブ・メイド“リーナ”がメインヒロインに!
対する新ヒロインはメイドの国からやってきたメイドのエキスパート“マリー”。
いきなりのスーパーメイドの登場に、壮絶なメイドバトル勃発の予感!?
でもこのシリーズのテーマは「お姫様」。すると、新ヒロインの正体は……?
それは、アナタの自身で確かめて欲しい!

★ストーリー
「サプル王国」を再建中の王子“シン”。もう8割ほど復活しているサプル城だが、
その規模が広くなるにつれ、たったひとりのメイド“リーナ”の負担が増加している。
シン王子は「メイドを増やしたほうがいいだろう」と、リーナに相談するが、
一人でも大丈夫だとリーナは空元気。甲斐甲斐しく働きまわるものの、やはり一人では限界がある。
そんな折、サプルに“マリー”と名乗るメイドがやってくる。
なんでも、「タイロン」と「グランジュ」の間にある、「サバント」という小さな国からやって来たらしい。
「サバント」は、国民のほとんどが召使で、他国に召使を輸出しているらしく、
男ならフットマンに女ならメイドになって出稼ぎに出るのが当たり前。そんなサバントのメイドとは渡りに舟と、
王子はお試し期間という断りつきで、マリーの申し出を了承する。王子の世話を独占したいリーナだが、
手が足りないのも事実。王子の気遣いもあって、リーナはマリーの件に一度は納得する。
だが、マリーの本名が“マルチナ”であると知ると、リーナは慌てふためき……。

★登場キャラクター
●マリー
少しボクトツとしていて、ちょっと間の抜けたところのある、サバント国のメイド。
メイドの技術は天下一品だが、それもそのはず。
サバント国の国民は、男はフットマンに、女にメイドになって、外国へ出稼ぎに行くのが当たり前なのだ。
サバント出身のフットマンやメイドは、その技能だけでなくさまざまな知識や教養を備えた淑女でもあり、
大陸の各王家ではサバント国のメイドを雇うことがステータスとして確立しているくらいだ。
中世スイスの傭兵のように、優れた技能で各国王家に重宝され、
金持ちの商人や、裕福な貴族達から引っ張りだこである。
控えめで謙虚なところが、妃にした姫たちと違って、王子の男心をくすぐるようだが……。

●リーナ
完全無欠のポジティブシンキングを持ち、シン王子を甲斐甲斐しく世話するメイド。
かつての古サプル王国がそうであったように、
新生サプルもまた、いずれ大陸全土を平和にすると信じている。
新生サプル建国以前から、主人公の言葉を信じ、共に旅をしてきた。
王子の世話を一手に引き受け、サプル城のメイド長となった今でも変わらず王子を支えている。
忙しなく過ぎていく毎日だが、疲れたときに限って王子がかわいがってくれるので、
本人にとっては充実した日々である。
感じやすい身体なので、仕事中でもいじられちゃうともうたまらなくなってしまう。
サプル完全再建も目前の今日この頃だが、
さすがのリーナも一人でのお城の切り盛りには少々バテ気味!?