弟を愛してやまない姉あるいはお兄ちゃんが大好きっ子な妹とのタブーな関係

“パティスリー”から禁断の近親愛を描いたピュアなラブストーリーが登場。
主人公に肉親以上の感情を抱く、優しく安らぎを感じさせてくれる姉と、無邪気で天真爛漫な妹。
主人公自身も姉妹と同じ気持ちでいた。それでもそうした気持ちを隠しながら一緒に暮らしてきたが、
母親の「このままでは家族は不幸になる」の一言から、主人公は姉妹から離れて暮らすようになる。
しかし夏のあるとき、久しぶりに一つ屋根の下で過ごしたことがきっかけとなって、互いの感情が高まり、
とうとう禁断の関係を結んでしまう。ストーリーは仲の良い兄妹(+姉)のアットホームな同居生活を描きながら、
近親愛という禁忌を○すことへの罪悪感、躊躇い、そうしたキャラクターの心の葛藤もフォローしている。
姉妹の愛を受け入れるか、それとも拒絶するか。はたして本当の幸せは、どちらにあるのだろうか?

■■■ストーリー■■■
大学進学を機に一人暮らしを始めた夏坂秋司(主人公)。海の見える小高い丘の上にはあるアパート。
海風が心地よく、住み良い場所だった。大学も夏休みに入り、彼の住むアパートに姉の深冬と、妹の春瑠が遊びにやってきた。
久しぶりの再会に三人は喜び合い、近況話に花を咲かせた。とりあえず姉妹の寝泊りは、秋司のアパートになる。
こうして一つ屋根の下で一緒に過ごすのも実家で暮らしていたとき以来だった。
姉妹と楽しく過ごす毎日に充足を感じる秋司。しかし、実家の母親に言われた言葉を思い出し、不安な気持ちになった。
姉妹は秋司に対して肉親以上の感情を抱いている……、このままでは姉妹を、家族を不幸にすると……。
秋司は母親の言葉を噛み締め、葛藤するが……。

■■■登場キャラクター■■■
夏坂春瑠
主人公の妹。
自分の欲求に対して、素直に表現できる素直な性格。
天真爛漫で、可愛らしいが、ややドジなところも。
料理も下手なら、家事も不得意。勉強は平均以上。
兄である主人公に対して、肉親以上の感情を抱いている。

夏坂深冬
主人公の姉。
母子家庭を主人公と一緒に支えてきた。そのため家事全般が得意。
穏やかで優しく、安らぎを与えてくれる女性。
彼女にとって主人公は唯一甘えられる存在で、主人公の前でのみ隙を見せられる。