らくがきオーバーハート

■□■ストーリー■□■
某県某市——
そこから電車で1時間ほど離れた片田舎の町に、市原　蒼也（イチハラ　アオヤ）は戻ってきた。
父の仕事で引っ越してから10年が経ったその町並みは、昔とほどんと変わっていない。
子供の頃と同様、また退屈な日常が始まるのか……？
しかし、その予想は裏切られる。

幼馴染との再会、初対面の後輩との突然のキス、そして落書——
食堂の机の上、図書館の机の上、そして廊下の隅……学園の中に見つけたその中に、
重要な意味があるとうそぶく上級生の出会いにより、
蒼也は、学園内の落書きを調査・推理する同好会「落書探索研究会」に入ることになる。
その破天荒な活動の中で、様々な生徒達と知り合い、そして一人の女の子と気持ちを通じあっていく。

小さな発見から、各々の世界が今変わろうとしていた。

■□■登場キャラクター■□■
●桜庭亜依　（CV：草柳順子）
主人公の1つ下の女の子。
性格は臆病なところがあり争いごとを好まないが、
基本的にまじめで、誰に対してもやさしく接することが出来る。
ただ、思い込みが激しいところがあり、融通が利かないのが玉に傷である。

「はい先輩。お茶が入りましたよ」

●千房美登里　（CV：風音）
主人公のクラスメイトで腐れ縁の幼馴染。
スポーツ万能、身体能力は高い。
性格は明るくサッパリ。
細かいことにはこだわらないタイプ。
強く見えるが実は寂しがりや。
運動が好きで巨乳のため、体育の時間では男子が揺れる胸にひきつけられる。
本人はいたって気にはしていない。

「気にしな〜い　気にしな〜い」

●白鐘吟雪　（CV：楠鈴音）
主人公の先輩。
落書探索同好会会長。
つややかな長髪が美しく、スレンダーながら引き締まった体つきをしている。
頭もよく、その見た目から学園一の美人と噂されている。
極めて冷淡かつ冷徹、そして合理的かつ現実的な性格の持ち主。
合理的な考えを基本とするが、他人から見ると
奇異かつ常識からズレた言動・行動を取ることも少なくない。

「意味はあるのか？」