幼なじみ

■□■ストーリー■□■
短い春休みの終わりと共に始まる、新しい生活。
気持ちを切り替えるために自室を整理していた主人公は、
押入の奥に眠っていた、一枚の写真を見つける。
懐かしい幼なじみたち。そして幼い頃の自分が写っていた。
写真が納めてあった古ぼけた小さなブリキ缶には、一緒に小さなカギも入っていた。
それは、その頃の時間を、思い出を、気持ちを詰め込んだ、タイムカプセルのカギ。
記憶を頼りに、その頃のみんなと再会を果たし、そしてタイムカプセルを掘り出そうと考える。

大切な『思い出』を経て、主人公は自然の流れの中で、選んでいくことになる。
『思い出』を共有し、そして『これから』の時間を一緒に過ごすことになる、たった1人の人を——。

■□■登場キャラクター■□■
●水原あゆみ
主人公の幼馴染。
いつもぽあぽあしてて、人には優しい。
何かあれば率先して活動するお姉ちゃんタイプ。
主人公にたいしても、同い年なのに面倒をやこうとする。
どちらかといえば俊敏なほうではないが、努力家。

●水原みちか
あゆみの妹。
誰にでも関係なく甘える甘えたがり。
いつも姉の背中にいて、もじもじしている。
よく泣くので、子供の頃は『あめちゃん』と呼ばれる。
本人はいたく気に入っている。

●忍田佳苗
主人公達の中心的的存在。
面倒見の良さもあるが、どちらかといえば感情的な優しさ。
でも本人はいたくセンチメンタリズムで傷つきやすい。
気持ちを隠す癖がある。

●神崎りかこ
主人公達とは子供の頃の遊び仲間。
いつも遊んでいた、空き地の近くの神社の娘。
気が弱く。とても無口で自己表現が下手。
感情を表現するのが苦手で引っ込み思案。

●小野内ちか
主人公達の子供の頃の遊び仲間。
習い事が嫌いで、抜け出しては主人公達と遊んでいた。
自己中心的でわがままだが、注目してもらいたいだけ。
末っ子的な性格。