エロはメイン巫女ヒロイン・椿の敗北凌辱オンリーとなっており、触手・人型相手をバランスよく配置して描かれている。巫女様はその生い立ちから、妖怪を憎んではいるものの、与えられる快楽には弱い。
そのため、どれだけ抵抗しても、後の情けない絶頂への前菜になっているのが無様可愛いのである。シーンは2段階ずつあるのだが、2段階目の堕ちっぷりはより際立っており、相手によっては自らおねだりするくらいにメスに成り下がる。

一方で、親友を助けるという一念が彼女を支えているすべてであるので、その想いで抵抗しているのが健気可愛い。度々シーン中にも言及・台詞があり、巫女様の芯の部分が穢され、かけがえのない想いさえも蕩かされてゆくという演出ができている。この百合要素とも言える親友への想いは、通常ならば妖怪への抵抗の原動力となっているが、「堕とし」に大いに利用されるたシーンもあり、キャラクター性がうまく使われている。

ストーリーはこれまでと違い、シリアスな内容になっている。
これまでは妖怪に襲われた村を巫女が助け平和を取り戻すという構図であったが、今回は妖怪との共生ができている村の秩序を巫女が壊しに来るという構図になっている。巫女様のやっていることは正しいのか、人間と妖怪の共生とは、といったテキストも多い。妖怪がいるという世界観の特異性・複雑性を取り入れており、新鮮な気持ちでシリーズを楽しめた。

退魔巫女が妖怪絡みの事件を解決していく神楽シリーズの新作
今作は主人公の巫女「椿」が生贄に山の妖怪に捧げられたらしい幼馴染を救いに向かうというストーリー

因習村要素がシナリオに組み込まれていて村人もちゃんと胸糞感があり
ダークでジメジメした雰囲気もしっかり味わうことが出来ました

ゲーム内容は従来のローグライクゲーベースに妖怪ごとに2回の凌辱シーンがあります

シリアス寄りの新シリーズ1作目ですが、次回作があれば人間相手のエッチシーンをもっと増やして欲しい!