乙女騎士 いますぐ私を抱きしめて

●桐谷 沙綾（綾斗）　（CV：桜似あかり）
ドイツの片田舎に家族と住んでいたが、とある事情で姉と入れ替わり学園にやってきた。
とても心優しく、そして底なしのお人好し。
その性格ゆえに流されやすいところがあるが、本人に自覚はない様子。
リアクションが少し大きく、周りには「そこまで驚かなくても」と言われることがある。
沙綾と同じく日本には興味を持っていて、アニメとかゲームが好き。
そのほか甘党で、日本のスウィーツ情報を仕入れていたので、ぜひ一度は食べてみたいと思っている。
また、日本の食べ物にも興味津々。
姉と入れ替わってでも日本へ来ることにしたのは「少しでも沙綾の力になりたい」という強い想いから。

●雪代 ちとせ　（CV：猫村ゆき）
表情豊かで、誰に対しても分けへだてなくフレンドリーな子。
春の陽だまりのような性格をしている。
おかげで沙綾とも留学初日にすぐうちとけた。
どちらかというと文系で、常識人かと思いきや変なことに詳しかったり、
いろいろ調べて計画的に行動する理論派に見えて衝動的に行動をすることもある。
仲良くなればなるほど、いろんな顔が見えてくるとは親友談。
学園には競技に憧れて入学。
一年のころから「無敗の白」と謳われるほど優秀。
上級生の暁天音とはライバルであり、お互い認め合う先輩後輩。
そのほか多くの友人にも秘密にしていることがあるとか……。
着用する鎧はアレンジして白く染めている。

●暁 天音　（CV：秋野花）
冷静かつ優雅な立ち居振る舞いで、多くの女学生のあこがれの的。
学業も優秀で、運動神経抜群。
自分にきびしく他人に優しい。
それだけ聞くと完璧超人だが家名へのプライドゆえであり、そうふるまっているだけ。
一皮むけば、どちらかといえば喜怒哀楽がはっきりしていて、
惚れっぽいなど感情面のブレーキがポンコツ。
ただしその実力は本物で一年のころからハンターに選出され続け、学内では「最強の緋」と呼ばれている。
生粋のお嬢様なのでときどき周りと感覚がずれることも。
そして親友にも引かれるレベルでとある電化製品が大好き。
着用する鎧はアレンジして赤く染めている。

●黒峰 水純　（CV：くすはらゆい）
物静かでややクールな一年生。
ともすると冷たく感じるが、楚々としており物静かな大和撫子タイプの子。
ただ怒ると非常に怖いとは親友の言。
一年生でハンター候補になった実力は、「暁天音の再来」「無敵の黒」と語られている。
一方、本人はその噂を恐れ多いと思っている。
精神的に落ち着いており何事にも動じなさそうだが、実はホラー映画などが全くだめ。
また、寂しがりやで、いつもそばに誰かいてほしいと思っている。
割と不器用で大雑把なところがあり、知恵の輪とか苦手なタイプ。
料理も基本大味で、計量スプーンやカップなどは一切使わない。
着用する鎧はアレンジして黒く染めている。

●桐谷 沙綾（本人）
ドイツにいる綾斗の姉で仲が良い。
大人しく、品行方正な努力家。
これと決めたら信念を貫く根性もある。
しかし少し体が弱く、日本への留学を控えて病に臥せってしまう。
自分が生まれた日本が大好きで、いつか日本に行くことが目標だった。
それだけに弟の綾斗にとっては忍びなく、今回の騒動のきっかけとなった。
好きな食べ物は辛い物。
特にかなり辛めのカレーが好き。
スタイルがあまりよくないと思って気にしており、このまま胸が大きくならなかったらどうしようと密かに悩んでいる。

●金子 緒美　（CV：花寺香蓮）
ちとせとは同学年で学園に来てからの親友。
みんなからは『おみちゃん』や『ちゃんおみ』と呼ばれている。
とっても噂好きで、人懐っこい。
けれどハメを外しすぎて猫語尾でウザがらみしては苦笑いされている。
この時は通称『ねこおみ』になる。
放送部員で、各種学園行事の手伝いをすることも。
ちゃらんぽらんに見えて、成績はちとせと同じく上位だったりする。

●山吹 杏樹　（CV：白月かなめ）
天音の幼馴染でよき理解者。
天音と同じく、学園で絶大なカリスマを持っており、ハンターとはべつにラビットと呼ばれる全学年の代表のような肩書を持っている。
ぼうっとしているように見えて、鋭い見識やまるで相手の心を見透かしたような発言をする。
口論ではあの天音でさえ簡単に丸め込む。

●丸山 かんな　（CV：花丸あすな）
水純の悪友で、オタクな女の子。
お嬢様学園においてもっともお嬢様っぽくない女の子。
周りから少し浮いているが、本人はまったく気にしてないマイペースな子。
だから周りも気にしていない。
よく中庭で隠れて携帯ゲームをしては、校則違反だなんだと水純に怒られている。
しかし、そんな水純を悪の道に引き込むがごとく、ふたりの間では日夜、裏取引が行われていたりする。