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- (28.8MB)
作品内容
お互いの身と心だけが成長し、
その関係に一寸の変化もなく、
日常は誰に望まれるでもなく平常のままで。
……まるで、“何をしても変わらない日常”のようで――。
ならばいっそ、日常に劇薬を混ぜ込んでみたく思うわけで。
それで、不変なるものが確変したならば、
……それはそれで、面白いだろう?
[ストーリー]
親友であり、幼馴染であり。
初恋相手であり、現在進行形で好いている女の子。
目の前でアイスクリームを食べているそんな初恋相手を
見ているだけで気分が高揚するのは確かだ。
またしかし、セーブ&ロードを繰り返しているかのように、
彼女との進展が全くないことも確かだ。
昔と変わらない関係・日常。
あぁもうなんというか、彼女の傍に居られるのなら
今のままでもいいんじゃないかなとも思う。
そうして、半ば諦め気味に彼女と食事を共にしているとき、
頬に付いているアイスクリームが目にとまった。
これは……、と考える。
少し、彼女を“ドキッ”とさせるようなことをしてみたらどうだろうか。
そう。少し、ドギマギするような状況を作るのだ。
例えば、頬に付いてしまった食べ物を取ってやって、更にそれを俺が食べる!
とか。
おぉ、なんとも恥ずかしい。
しかし、できなくはない。
なにせ、もう自分は……思春期の峠を越えた、立派な青年なのだから。
さして、思春期の峠の超えた男が、恋愛に奥手な幼馴染を攻略していくのである。
[内容]
第01話 (14:57)
まずは基本なところから。
一日の始まりと、別れを演出する“登下校”を活かさないでどこを活かすのだ。
髪を触ったり、頬を突いたり、お出迎えをしたり、頬に付いたアイスを取って食べてやったり。
軽く照れる彼女の様子を見て、この実験の醍醐味を実感する。
こんな“異常”を、俺はどこかで求めていたんだろう。
第02話 (04:33)
特に何かない限りは休日も彼女と共に過ごす。
この時間もアプローチに使わずしてどうすると言うのだ。
折角こうして手料理を振る舞ってもらっているのだし、料理の腕前を褒めてやったらどうだろう。
「毎日食べたいくらいだ」とか言ったら、プロポーズになるかな。だ、大丈夫かな。
っ、恐れるな男児! 俺はやるぞーっ!
第03話 (04:18)
たまにだが、時間が合えば放課後にそのままどちらかの自宅にお邪魔することがある。
この時間も有効活用せねば。
今日はどうしようか。やっぱり食事の様子を褒めておくべきか。
「見ているだけで幸せになるよ」とか。ど、どうだ。
くぅ~っ! 照れ笑いが可愛過ぎる!
第04話 (08:40)
彼女の提案で、今日は珍しく外出となった。
近所にできた開発途中のショッピングモールだ。
美味しそうにクレープを啜る彼女の頬に付いたクリームを見つける。
さて……。
――と、伸ばした指が、何故かいま彼女の舌の上で踊っていた。
第05話 (15:12)
今日は手料理を振る舞うために彼女を自室に招いた。
結構がんばって作ったケーキを見て感涙する彼女に少し苦笑い。
ケーキを頬張っていると、彼女がこう切り出してきた。
「お嫁さんになる必要って、あるのかな?」
その問いに俺は、何と答えれば良いのだろう。
第06話 (10:45)
今日も、自室に上がって放課後の僅かな時間を彼女と過ごす。
何故か発生した爪の見せ合いっこ、という流れから、思い切ってボディタッチをしてみる。
爪から手、飛躍してお腹。“すごく”触り心地の良いお腹具合だった。
なんとなく、良いムードだなぁ……もっと近くに寄ってもいいかなぁ、と思い、
おでこをくっ付けてみた。
キスできる距離に、彼女は……。
第07話 (11:48)
教室から出てきた彼女は、俺を見つけるや否や抱き付いてきた。
まさかの公衆の面前でのハグ。
思わずひっぺがすと、しゅんとした顔をして「嫌だった……?」と訊いてくるからあぁもう!
なんだというのだ。
もしかして、これは……アプローチ効果、なのだろうか。
第08話 (10:26)
定期テストに向けて一緒に勉強しよう、と彼女。
この機会を活かして、彼女の大好物をプレゼントすることにした。
そしてそれをプレゼントした彼女は、不意に俺の頬に唇を寄せる。
どどど動揺してはならぬぞ。ここは、俺だけではなく彼女も“ドキッ”とさせなくては。
さして、前と同じようにおでこをくっ付けることに成功した。
でも、今回ばかりはお互いを取り巻く雰囲気が違っていて、
しかも彼女は、とぎれとぎれにこう言葉を紡ぐ。
「……大好きだよ」、と。
第09話 (27:47)
とうとう友達以上のことをしてしまったなと思いつつも、
今までと変わらずに毎日を過ごしていたある日。
彼女が後生大事に取っておいたチョコを知らずに食べてしまう。
甲高い声を上げて怒る彼女が咄嗟に取った行動は、
俺の口の中にある溶けかけのチョコを舌で奪うこと。
突然舞い起こった官能な刺激に前屈みになることをし得ないわけで、
その様子を心配する彼女は何を思ったのか服の中に手を入れてきて。
あぁ……。今日くらい、悪魔の囁きに応じてもいいよね……。
第10話 (22:18)
唇だけでなく、奉仕までさせてしまったことに罪悪感を覚えつつも、
いまさら生活のほとんどを共にするという日常を変えることはできなくて。
微妙な距離感で日々を過ごす中、俺たちの関係は彼女の一言でまた一歩変化する。
「君のしたいことを言って。私、君が望むことをしたいから……」
そういう彼女の唇は艶やかに光っていて、
俺は生唾を飲み込みつつ、その唇の奥まで穢すことを決意する。
第11話 (22:37)
彼女と妹ちゃんが我が家に泊まりにきた。
お泊まり会は不定期で実施されていて、毎回てきとうな理由をつけて
どちらかの家に泊まっている。
今日は俺の部屋。妹ちゃんは騒ぎ疲れたように俺の膝の上で寝ている。
そんな妹を優しい目で見つめる彼女と、そのまま唇を重ねる。
お互いの舌を味わいながら、彼女は……、
膝の上で寝ている妹の傍で隆起しているモノに手を伸ばしていった。
第12話 (21:09)
前夜の無茶なプレイの仕返しに、俺は彼女の体を弄ぶことにした。
階下の両親に気付かれないようにと声を堪える彼女の胸を愛撫する。
快感に蕩ける表情と乱れた容姿を前に、俺は滾るモノを感じていた。
たわわに育った乳房を寄せ、その間に捻じ込む。
目をぱちくりさせながらも、これからの行動に察しが付いた彼女は、
己の胸の間に唾液を垂らし始めた。
第13話 (38:00)
日常は変わった。 不変と思われた日常は、遂に“異常”へと変化した。
そんないつもと変わらぬ“異常”な一日を過ごしていた俺は、
日々の流れのように彼女の家に上がり、
彼女の一言を聞くまで、この“異常”な一日を終えるものかとばかり思っていた。
「今日、お母さんたちいないの……」という、彼女の言葉を聞くまでは――。
後日談 (07:07)
みっちゃんは吠える。
その咆哮は、すべてのリスナーの総意であると共に、
みっちゃんの悲痛な叫びでもある。
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のべ3時間39分の音声作品となっております。
「SE有」「SE無」からお好きなほうをお選び下さい。
また、本作より「Hシーン回想」をご用意させて頂きました。
日常パートや、その他の細かいところを除外しておりますので、是非ご活用くださいませ。
彼女の初々しい反応が見たくて、様々なアプローチを掛けていく主人公。
それを繰り返していくうちに、自分たちを取り巻く雰囲気が変わって行き――。
しかし同時に、幼馴染は少し落ち込んでいるようにも見えて……?
まずは体験版を聴いて、彼女の照れ具合をお楽しみ下さい。
CV:花咲いすず
イラスト:真崎ケイ
収録スタジオ:Studio Team-OZ
※ 本作に「本番プレイ」はありません。
予め、ご了承下さい。
更新情報
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- 2016年09月23日
- その他
- Track01~04まで、再編集したものを追加しました。
効果音や環境音、リバーヴなどの再構築が編集内容になります。