げっとさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | - | (役に立った数:13件) |
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投稿数ランキング | 239位 | (総レビュー数:6件) |
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2024年04月09日
まだちょこっとしか触っていませんが、初代A.I.Voice、またその前身となるVOICEROID2の頃から不満だった下記の点が解消されていて、より洗練され、とても使いやすくなっています。
・プロジェクトファイル保存が出来るようになった(初代A.I.Voiceでもできたが、使い勝手がイマイチだった
・調声結果をフレーズとして保存しなくてよくなった
・キャレットの位置から再生される問題が解消された
ただし、ボイスフュージョンには未対応です。(エディタは対応しているが、ライブラリが対応していない
特に琴葉茜は、他キャラを関西弁で喋らせることが出来るようになるという強烈な個性があるので、ボイスフュージョン目当ての方は初代A.I.Voiceの方も買いましょう。私はまだ持ってないけど…
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2019年11月08日
ものべののヒロインの一人、ありすがようやくあやかし郷愁譚にやってきました。ものべのは断続的プレー中ですが、悪い意味で頭がまわる、要領が良い、気配り屋であり、かつ女子高生特有の圧も度々…といった特徴が見られる、良い子だなぁという印象を持っています(主人公から見たら年下なので、彼女は常にやや崩した敬語で話します)
さて、本編についてですが…「切ない」という事について私自身の認識とズレているような印象を感じました。「切ない」とは自分が相手を恋しく想ってて、ただそれが何らかの理由によって叶わないからこそ感じる感情だと思うのです。つまり別に想い人がいる主人公が、ありすとの事で切なく感じる事は無いのではないか?と思ってしまうのです。ありすが一方的に切ないだけだと思うのです。そしてそれがぽつぽつと吐露されて、なんだか申し訳ない気持ちになるか、それでも良き友人、尊い隣人として付き合ってくれてる事に感謝してるか…だと思います。ありすの心情を慮るとこころがしんどい。
余談ですが、スピンオフ元であるゲーム「ものべの」には彼女の個別エンドがあるそうですね。そちらルートのありすと、このあやかし郷愁譚(あやかしじゃないけど)でお会いしたいところです。(もしかしたら、茂伸に帰ってないのかも知れないけれど
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通常、ASMR系の音声作品ってその音の距離感とか臨場感でくすぐったさを感じたり、癒しを感じたりするものが多いと思うんです。
でもこの作品の、少なくともTrack1にはそんなものがほとんどなく、「距離感を詰められながら尋問されてる」という感覚を与えるような作品になってます。そのため、ややマゾ寄りと言えるかも知れません。
ころなさん特有のゆーっくりとした話し方もあってなかなかどうして寝落ちやすいので、寝る前に聞くのにもgut。バイノーラル録音を特性を活かしたものが距離感の表現に留まっているのがやや寂しいですが、ころなさんが滅茶苦茶に愛してくれるので一度手にとってみてはいかがでしょう?
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